【官製談合事件】大分市長「『部落解放同盟』への行き過ぎた配慮あった」同盟側「ファ！？」

大分県警の逮捕容疑は、令和4年5月から6月30日ごろまでの間、市の環境部長だった池永浩二容疑者（61）らが共謀の上、落札した会社の元幹部、早川幸治郎容疑者（67）に秘密事項である予定価格を漏らし、この価格に近い金額で落札させるなどしたとしている。足立市長は逮捕を受けた記者会見で、元幹部が「部落解放同盟大分支部の支部長」とした上で、これまでの市の対応について「就労対策の名目の下、一部の業務委託について、運動体と関連する役員等が経営する特定の事業者との間で、慣例的に随意契約の方式で契約されてきた案件や官製談合が疑われる事業があった」と指摘。

「行き過ぎた配慮があった」との見方を示し、捜査に協力し、第三者委員会を設置して経緯を調べる方針を明らかにした。

これに対し、部落解放同盟大分県連の清田昌助委員長は産経新聞の取材に「立件された入札について県連は一切タッチしていない。業務委託など市と県連の関係に関しては以前から丁寧に話し合い、見直しについて一定の合意を見ていた。市長が唐突に記者会見で団体名を出して発言したのは遺憾だ」と話した。（略）

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