【速報】Ｎ党・立花孝志被告、今度は「逮捕致傷」の疑いで支援者２人と共に書類送検　思いの外ヤバそう

＞　尼崎市議選には、ＮＨＫ党の新人が立候補。投開票前日の同１４日に立花被告が塚口駅前で行った応援演説では、抗議活動の人たちが「帰れ」などと叫び、激しい批判を展開していた。

立花被告は選挙カーの上からマイクで「公職選挙法の選挙妨害」と告げ、党関係者に「私人逮捕してください」と男性を取り押さえるよう指示。「警察の方に引き渡してください。現行犯逮捕です」と述べた。

刑事訴訟法は、現行犯であれば誰でも逮捕状なく逮捕できると規定。一般人による現行犯逮捕は「常人逮捕」「私人逮捕」と呼ばれ、電車内の痴漢を目撃した乗客が犯人を取り押さえる例などが該当する。

立花被告は当日夜に撮影したユーチューブ動画で、選挙運動に対する口頭での妨害は公選法違反に当たらない、と警察が考えていると主張。「事前に（警察へ）確認はしていた。現行犯逮捕すれば捜査に入ってくれると思った。法律を変えるしかない」などと説明していた。

前田恒彦
元特捜部主任検事
解説

逮捕致傷罪は、人を不法に逮捕し、その結果、負傷させた場合に成立する犯罪であり、3ヶ月以上15年以下の拘禁刑に処されます。逮捕とは、手段を問わず、人に直接的な強制作用を加え、その身体活動の自由を奪うことです。すでに起訴されている名誉毀損罪よりも格段に重い罪ということになります。

警察が告訴を受理したら、警察限りで終わらせず、必ず事件を検察に送付する決まりとなっているので、今回の「送検」自体は当然の手続ではあるのですが、もしこの件でも起訴され、有罪になったら、さらに実刑方向に傾くことになります。

（以下略）